【手順あり!!】古い写真やアルバムを処分して整理する2つの方法!!

  • 生前整理でたくさんのアルバムをどのように整理しようか
  • 古いアルバムに入っている写真の剝がし方のおすすめは?
  • 古い写真やアルバムの処分方法は?

断捨離を行ううえで、たくさんの思い出をどのように整理すれば良いのか悩みますよね。時間や手間が掛かったりするのではないかと・・・。

実は、写真の整理は「量を減らす」ことを目的にすると、時間も手間も可能な限り減らすことも可能なんです。

なぜなら、写真の量を減らすことでご自身の気持ちの整理もできるからです。

私は自分が生まれた時から20歳くらいまでの写真が、大型のアルバムで14冊ありましたが、最終的にポケットタイプ(小型)のアルバム1冊にまとめることができました。

この記事では、アルバムの整理方法を2つ紹介し、それぞれの具体的な進め方を解説します。また、古いアルバムの中に入っていた写真の処分方法についても紹介します。

おとうさん

思い出に浸りながら写真の整理をしたいですね!!

目次

古いアルバムを整理する目的とは

まずは、古いアルバムを整理する目的について考えていきましょう。人によって写真の量は違うと思いますが、この記事を読んでいただいている方は、生前整理で自宅にある大量のアルバムをなんとかしたいと思っているのではないでしょうか?

私は、生前整理におけるアルバムの整理を次の2つを目的に行えばよいと考えています。

写真の量を減らすため

1つ目は、写真の量を減らすためです。なぜなら、大量のアルバムや写真は、生前整理においては何かとかさばったり、場所をとったりするので、整理をする必要があります。

写真の量を減らすのは当たり前だという意見があると思いますが、アルバムをなんとなく整理していると、終わったころにはあまり写真の量が減っていないという方もいます。

家族への負担軽減のため

2つ目は、残された家族の負担を軽減するためです。もし、ご自身の身に何かあった時に自宅内に大量のアルバムが残ってしまうと、その処分に対して負担がかかるからです。

例えば、親の写真は処分できないという気持ちと、保管したいけど保管場所に困って片づけられないような場面を経験した方も多いのではないでしょうか。

自分の気持ちの整理

3つ目は、生前整理や終活全体に言えることですが、写真の整理をすることで自身の気持ちを整理するためです。

終活を行う意味についてはこちら↓

あわせて読みたい
3つのポイントで解説する「終活」とは?自分や家族を守るための準備方法 終活は何のためにするの? 終活ってどのように進めればいいの? 意味がわからないまま始めたくない! 定年をこえると「終活」という言葉をよく聞くようになり、自身も始...

それでは、具体的に写真やアルバムを整理する2つの方法を紹介します。

  1. 古いアルバムから新しいアルバムへ
  2. 古いアルバムの写真をデータ化する

古いアルバムから新しいアルバムへ

「写真はやっぱり写真で残したい!!」という方にお勧めです。

具体的には、古いアルバムに入っている写真を剥がして、新しく用意したアルバムに保管していきます。アルバムから写真を剥がす時に上手く剝がれなかったり、破れてしまったりすることもありますので、注意点なども含めて解説していきます。

【手順1】古いアルバムから写真を外す

昔のアルバムは、糊が塗られている台紙に接着していくタイプが多いです。その場合は、写真がアルバムにくっついて剥がれない場合があります。

その場合は、ドライヤーで写真を温めて剥がす方法があります。

STEP
ドライヤーで写真の表面を温める

ドライヤーでゆっくり写真の全体を温めます。温風は弱でドライヤーを動かしながら行います。

そうすることで、アルバムの台紙の糊が温まります。

STEP
糊が徐々に膨張して写真と台紙が分離されていく

ドライヤーで温め続けると、写真とアルバムの台紙が離されていきます。

写真を温めすぎると、写真が変色してしまう場合があるため注意が必要です。

STEP
温まった写真を少し冷ます

この時、写真は熱くなっていますので、手で触れられる程度まで冷まします。

STEP
写真を台紙から剥がす

ピンセットや爪楊枝を台紙と写真の間に入れ、ゆっくり剥がします。その他、ヘラやプリペイドカードやテレフォンカードなども代用できます。

この時、写真を無理に持ち上げようとすると写真の裏が破れてしまうので、ゆっくり手前に引くように剥がしていきます。

もし、上手く剥がれない場合は、もう一度写真と台紙をドライヤーで温め直しましょう。

【手順2】新しいアルバムへ写真を入れる

古いアルバムから上手く写真を剥がすことができたら、次はそのアルバムを新しいアルバムに入れていきます。結論から言うと新しいアルバムは、持ち運びがしやすくすっきりとしたものを1つだけ用意します。

おすすめの新しいアルバムの種類

新しいアルバムを用意するにも、どんなものを用意するのか悩みますよね。ここでは、新しいアルバムにふさわしいおすすめのアルバムについて解説していきます。

色々なタイプのアルバムがあるため、ご自身に合ったものを選んでいただければと思います。

ポケットタイプ

ポケットタイプのアルバムとは、ページごとにフィルムなどのポケットがあり、そのポケットに写真を入れることができるアルバムです。サイズにもよりますが、だいたい1ページに2枚から3枚の写真を入れることができます。

アルバムにポケットがあり写真を決められた場所に入れることができるため、レイアウトなどを考えずに写真を入れることができるのが特徴です。そのため、新しいアルバムに写真をサクサクいれられるためアルバム整理の時間を短縮することができます。

ただし、ポケットタイプのアルバムのほとんどが、写真を横向きに入れる仕様となっているため、縦撮りした写真の場合は横向きに入れなければならないデメリットもあります。

また、ポケットの大きさも一定であるため、異なるサイズの写真をお持ちの場合は上手く入れることができないかもしれません。

例えば、ポラロイドカメラで撮影した小さな写真は、ポケットの方が大きすぎますし、学校でもらった集合写真などの大きなサイズであれば入れることができない場合もあります。

フィルムシートタイプ

フィルムシートタイプのアルバムは、この記事で解説した古いアルバムのことを言います。透明なフィルムを剥がして、糊が付いた台紙に写真を張り付けていくタイプのアルバムです。ポケットタイプと比べてレイアウトを自由にすることができるのが特徴です。

ただし、糊付きの台紙がある分、ポケットタイプと比べて重量が重くなります。

昔は、フィルムシートタイプのアルバムというとどのメーカーも同じサイズで大きなものとイメージがありますが、今は少し小さいタイプのものも販売されていますので、目的によって小さなサイズを選ばれるのも良いかと思います。

スクラップタイプ

スクラップタイプのアルバムは、フィルムシートタイプの台紙に糊と透明なフィルムが付いていないものをイメージするとよいかもしれません。

フィルムシートタイプと似ていますが、写真をアルバムに貼るときは、写真の裏に直接糊を塗って張る必要があります。また、透明フィルムが付いていないので、写真自体を保護することはできていないのが特徴です。

フォトブック

フォトブックは、写真をデジタル化してスマホのアプリや写真屋さんなどで一冊の本にすることです。

本来は、写真自体をパソコンのスキャンなどの作業を行ってデータ化する必要があります。このことを聞くと少し難しいと感じる方もおられますが、写真屋さんにご自身の写真を持って行って相談すればそのまま、写真をデータ化して、フォトブックを作ってくれます。

フォトブックを作る方法は、一冊の本として整理するという意味では、一番すっきりするかもしれませんが、少し費用がかかることも特徴の一つです。

古いアルバムの写真をデータ化する

これまでは、古いアルバムの写真を選別して、新しいアルバムへ整理することを解説してきましたが、今度は、全ての写真の思い出を残しておきたい方に向けた解説です。

結論から言うと、古いアルバムから剥がした写真を、そのままデータ化するという方法です。

データ化とは、スマホで撮った写真がスマホ内に保存されるのと同じで、一つの画像としてCDやパソコン内に保存するということです。

メリット

この方法は、紙媒体だった写真がすべてデータ化されるため、アルバムみたいに場所をとる必要がありません。また、紙の写真のように写りが徐々に劣化する場合もありません。

デメリット

デメリットとしては、写真をデータ化する時の手間が掛かるということです。もし、数百枚の写真を残したいのであれば自宅でスキャンをする方法を行うと数時間はかかってしまいます。

そのため、写真屋さんなどでデータ化してもらう方が手間が省けますが、その分費用が掛かります。

また、一度CDなどにデータ化してしまうと、もう一度写真を見たいと思ってもパソコンを開いて、CDを入れて見直す必要があり、それも手間です。

アルバムのようにページをめくって全体を見られないのも特徴の1つです。

写真の選び方や枚数は?

それでは、古いアルバムの写真を整理するために、どのような写真を何枚選ぶのが良いのかについて解説します。

結論からいうと、人それぞれです。この記事を読んで下さっている方は、アルバムや写真を整理したいと思っている方ですので、最終的には、写真の枚数を減らしてすっきりさせたいと思っているのではないでしょうか。

答えは1つではありませんが、方法はいくつかありますので、以下に記載したいと思います。

  • 古いアルバムから写真を剥がす前に、新しいアルバムを購入し、その収納に収まるように写真の枚数を決める
  • 家族や友人を写っている写真は各1枚のみにして、それ以外は処分する
  • 1年につき、1枚だけ最高の写真を選ぶ
  • 好きな写真は、とりあえず残しておく
  • 今までで一番大切な写真を1枚だけ選び、写真立てに入れる(この場合、新しいアルバムは必要なし)
  • やっぱり写真は捨てられない!!笑

最後の方法は極端ですが、人それぞれ考え方がありますので、最悪整理しないという方法もあります。笑

古いアルバムや写真の処分方法

ここまでは、古いアルバムから新しいアルバムへ、または写真をデータ化して整理する方法をお伝えしました。

ここからは、古いアルバムや残された写真の処分方法について解説していきます。

捨てる

まず初めに、古いアルバムと残された写真を捨てるという方法です。大切な写真を捨てるのは心残りがあると思いますが、目的が写真の整理なので思い切って捨てましょう。

残された写真などを捨てなければ、この記事の最初に解説したように家族への負担が増えるからです。家族にとって思い出の写真などの遺品整理は、身体的にも心理的にも「捨てる」という行為に負担が生じてしまうからです。

棺桶の中に入れてもらう

どうしても捨てられない場合には、ご自身が亡くなった時に棺桶に入れてもらう方法があります。その場合は、事前に家族に写真やアルバムを棺桶に入れておく旨を伝えておく必要があります。

また、新しいアルバムとは別に家族にわかるように保管しておく必要があります。

あなたに合った整理をしてみてください

いかかだったでしょうか。

この記事では、古いアルバムから新しいアルバムへ写真を移動させる方法と新しいアルバムの種類、写真の処分方法について解説しました。

一番大切なことは、考えるよりも行動することが大切です。それぞれの方法で、保管方法や収納できる写真の枚数なども違いますので、楽しくアルバムの整理をしてみてはどうでしょうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次